映画『マエストロ:その音楽と愛と』を実際に観た感想を述べ、作品の評価をさせていただきます!
面白いのか・面白くないのか、視聴した人はどんな感想や評判なのかも気になるので調査しましたよ。
- 『マエストロ:その音楽と愛と』の評価
- 『マエストロ:その音楽と愛と』を観たネタバレ感想!つまらない?面白い?
- 『マエストロ:その音楽と愛と』のみんなの口コミや評判
2023年12月8日に映画館で上映スタート、製作会社であるNetflixでも12月20日から配信されました。
世界的指揮者で作曲家の『レナード・バーンスタイン』と女優でピアニストの『フェリシア・モンテアレグレ・コーン・バーンスタイン』の天才との愛を描いた作品。
主演の『ブラッドリー・クーパー』が監督・脚本・主演を務め、更にスティーブン・スピルバーグらと共にプロデューサーとしても参加。
フェリシア役の『キャリー・マリガン』の名演技に、気付けば涙が流れていました。
私の大好きなマット・ボマーも出ているので楽しみにしていましたが、あまり出番がなく、残念でした。
映画『マエストロ:その音楽と愛と』のネタバレ感想と評価レビュー
当サイトの評価 | 3.5 |
『マエストロ:その音楽と愛と』を見た率直な感想は、眠くなる瞬間はあるが全体で見れば面白かったです。
バーンスタインとフェリシアの仲が良かった頃と、仲直り後のシーンがリンクしており、涙を誘いました。
私は、レナード・バーンスタインという人物を知らずに本作を視聴しましたが、問題なく楽しめました。
俳優陣の名演技、映像の作り方、音楽の使い方、どれも最高!
教会での6分間の指揮者シーンは圧巻の一言。
個人的な感想は以下です。
- 白黒からカラーへの変わり方が良い!
- 大迫力の指揮者シーンが素晴らしい
- 日本出身『カズ・ヒロ』の特殊メイクに感動
- 会話が多く眠くなる
上から順に1つずつ感想を述べていきますね!
白黒からカラーへの変わり方が良い!
前半の青年時代は白黒映像で、1900年代前半っぽさ全開のアップテンポなミュージカルに、アメリカンジョークが満載。
現実なのか妄想なのか、一瞬見失うようなシーンの移り変わりが、白黒映画が苦手でも飽きないと思います。
白黒ラストは、指揮を終えたバーンスタインをフェリシアが見つめているシーン。
このシーンはフェリシアの表情と背景に要注目です!
白黒からカラーへの変化は年代だけでなく、バーンスタインとフェリシアの変化も表しているようだと感じました。
始めは舞台袖で夫の大成功を喜ぶ妻に見えるのですが、徐々に背景がレンガになり、フェリシアの表情も無になっていきます。
大迫力の指揮者シーンが素晴らしい
指揮の仕方など1ミリも分からない私ですが、凄い熱量が画面から伝わりました。
左:映画「マエストロ:その音楽と愛と」のブラッドリー・クーパー
— 馬場武蔵 : Musashi Baba (@musashi_baba) December 26, 2023
右:本物のレナード・バーンスタイン
ちょっとすごすぎませんか???
本物のバーンスタインにしか見えないんだけど!!!! pic.twitter.com/Kp6XsF4gBJ
教会での6分間のシーンは、もはや演技ではなく本物の指揮者のよう。
何かに憑依されているように指揮をする姿は、美しくも恐ろしく感じました。
視聴後、上記投稿を見ましたが、本物のバーンスタインにそっくりで驚きました!
最後の方で、生徒さん(お弟子さん?)にお手本をしているシーンも印象的。
生徒さんの未成熟な指揮の直後に、クーパーの熟練され、セクシーな指揮にはドキッとしました。
クーパーは指揮の練習に、6年もの時間を費やしたそうです。
日本出身『カズ・ヒロ』の特殊メイクに感動
まずバーンスタイン本人に似せたメイクが凄い。
バーンスタインの特徴的な鼻を表現するために、クーパーの鼻を特殊メイクで大きくしています。
青年期では、肌も髪質もつるつるすべすべで若さが前面に出ていました。
老年期ではシワと白髪が増えていき、どんどんダンディーなおじ様になっていきます!
前情報なく視聴したので特殊メイクだとは知らず、違和感がなさ過ぎて最初は意味が分かりませんでした。
若い頃で2時間50分、老年では5時間もかけて仕上げたそうです。
しっかり老いに段階があるのも見どころの1つです!
年代で違う俳優さんが演じているのかと疑うほどの自然なメイク術でした。
いくらクーパーがすばらしい俳優でも、自身で顔は変えれませんからね!
会話が多く眠くなる
とにかく本作に出てくる人たちは皆お喋り!
ミュージカルシーンや指揮者シーンなど、随所に圧巻シーがあるにも関わらず、時折眠くなってしまう。
字幕で視聴していたのですが、言い回しが難しく就寝前のベッドでの視聴にはお勧めできません。
同時に喋るシーンも多いので、吹き替えでの視聴をお勧めします!
インタビューでのやりとりは特に難しく、天才の考えることは難しいなと感じました。
個人的にバーンスタインの妹のキャラは大好きでした!
映画『マエストロ:その音楽と愛と』のみんなの感想・評判
ネットフリックス映画『マエストロ:その音楽と愛と』を見た世の中の人たちはどんな感想を持ったのか、感想や評判を紹介していきたいと思います。
『面白かった』『面白くなかった』という感想に分けて紹介していきますね。
面白い!という口コミ感想
愛について
「マエストロ:その音楽と愛と」
— 暴君ハリネロ (@boukunharinero) December 27, 2023
観ました!これはヤラレましたわ♪
もっとジミに展開するタイプの作品
だと思って観始めたら映画の世界に
引き込まれてしまうくらいの躍動感
とリズミカルな展開をね!と思えば
いつの間にか心に突き刺さるような
愛のドラマになっているという☆彡
凄いよ♪ これは↓ pic.twitter.com/uQKHbJMZuZ
『マエストロ:その音楽と愛と』面白かった。
— 長岡 俊哉|ツムリ合同会社|3Dプリント出力サービス|金属3Dプリント|金属加工|ものづくり| (@tsumuri3d) December 23, 2023
人を愛するということはいろんなことを受け入れ乗り越える。だから愛される。
スピルバーグもブラッドリー・クーパーに任せて大満足ですね。
二人が喧嘩するスヌーピーのシーンや、娘に問い詰められるとことか、ブラッドリーの撮り方が好きです。 pic.twitter.com/bAXDcnP7xA
「マエストロ その音楽と愛と」を鑑賞@吉祥寺アップリンク。
— hedgehoglovemusic (@hedgehoglovemus) December 26, 2023
バーンスタインを見事に体現したB.クーパーが素晴らしい。ミサで指揮するシーンは圧巻!
そしてそれ以上にC.マリガンが良い。芸術家の妻を全うしようとする複雑な愛情に胸打たれた。
R.E.M.のあのフレーズもちらり… pic.twitter.com/bNJ7wWfSgY
愛には色々な形があって良いですね!
クーパーとマリガンの凄い演技
「マエストロその音楽と愛と」悪くない。バーンスタイン夫婦の愛情物語。彼はゲイであることも知られるが、そこはあえて踏み込まない。青年時代をモノクロ、晩年をカラーで描く。複雑な妻の心理や闘病を演じたキャリー・マリガンもいいが、汗だくになってタクトを振るブラッドリー・クーパーがいい。 pic.twitter.com/3SsPAsID0Y
— よしぼう (@bafkm) December 25, 2023
『マエストロ:その音楽と愛と』
— chan (@Buona__giornata) December 24, 2023
プロミシングでキャリー・マリガン最高!ってなったけど、こちらもまた凄く良くて安心感がある。ブラッドリー・クーパーも抜群の安定感。バーンスタインとフェリシア、音楽というより愛について主軸を置いた印象。自由奔放すぎたが、終盤の家族の姿には胸が熱くなる。 pic.twitter.com/OZHsrjAoCW
「マエストロ: その音楽と愛と」これは凄い…怪物的に巧いキャリー・マリガン(クレジットのトップは彼女なのだ)が映画のレベルを画面から外れているときでも引き上げ続けるのが全体のテーマとも重なる…演出も撮影もかなり面白くて見応え抜群、これはみてよかったhttps://t.co/m2BQsL24zI
— vertigo (@vertigonote) December 22, 2023
この2人の演技力には本当に釘付けになりますよ!
ひどい・つまらない!という口コミ感想
面白くないという感想はほとんどありませんでした。
一部あった『微妙』な感想を紹介しますね!
ストーリーとしては微妙
『マエストロ:その音楽と愛と』鑑賞。マシュー・リバティークの撮影の素晴らしさに尽きる。特にカラーになる中盤以降は外気がスクリーン(アスペクト比はスタンダードとアメリカンビスタで使い分けている)から漏れ出て来るかの如き清々しさを画面が纏っている。ただ映画として面白いかというと微妙。
— Yoshihiro 13 (@lonht6) December 18, 2023
「マエストロ:その音楽と愛と」ブラッドリー・クーパーより断然キャリー・マリガンが良い、キャリーを輝かせる監督としての手腕はすごいけど、ストーリー展開の軸がブレているように見えてしまい終盤では若干の眠気が…マーラーの復活を指揮するシーンはとても良かったが、正直なところ微妙 #eiga pic.twitter.com/h6Zcjl7nGe
— Ayu (@honeeey_ayu) December 13, 2023
音楽家としてなのか、家族を愛する1人の男性としてなのか、どちらにスポットを当てたいのか分からない、という感想もちらほら。
感想・評価のまとめ
以上が『マエストロ:その音楽と愛と』を見た感想と評価でした。
圧巻の指揮者シーンに、キャリー・マリガンの名演技は見ごたえ抜群。
音楽に少しでも興味がある人は、レナード・バーンスタインに詳しくなくても楽しめると思います。
同じ日本人としてカズ・ヒロの手腕は是非見てほしいです!
興味がある人同士だと、友達・カップルで見るのも良いかもしれません。