台湾映画『我、邪で邪を制す』の評価とネタバレ感想!つまらない面白いみんなの評判やラスト結末は?

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台湾映画『我、邪で邪を制す』の評価とネタバレ感想!つまらない面白いみんなの評判やラスト結末は?

『我、邪で邪を制す』を実際に観た感想を述べ、作品の評価をさせていただきます!

面白いのか・面白くないのか、視聴した人はどんな感想や評判なのかも気になるので調査しましたよ。

この記事の内容
  • 『我、邪で邪を制す』の評価
  • 『我、邪で邪を制す』を観たネタバレ感想レビュー!
  • 『我、邪で邪を制す』のみんなの口コミや評判!つまらない?微妙?

台湾映画『我、邪で邪を制す』は、Netflixで2024年3月1日から配信スタートした台湾のノワール系作品です。

R18指定なんですが、過激だけどこれは、指定になるほど過激かな…何故って感じ。

結末は、ちょっと切ない。思っていたものと違う方向にストーリーが進むので面白かったです!

ウラン

ストーリー展開は、かなり巧み!死刑が絡んでくる作品です。

もくじ

『我、邪で邪を制す』のネタバレ感想と評価レビュー

当サイトの評価 3.5

台湾映画『我、邪で邪を制す』の感想を率直に申し上げると、予想していなかった急展開にびっくり。

ノワール系だし大体こんな話だろうと予想をして見ましたが、見事に裏切られました

個人的な感想は以下です。

面白かった点
  • ストーリー展開が面白かった!
  • 後半の宗教入会からの怒涛の展開が良かった。
いまいちだった点
  • 細かい設定が雑で時々置いていかれる
  • 肺がんだと勘違いさせた展開が意味不明

上から順に1つずつ感想を述べていきますね!

ストーリー展開が面白かった!

『我、邪で邪を制す』は、台湾ノワール系作品だったので反社会的勢力のお話しかな〜と思いながら視聴。

途中までは、悪人である主人公が身を隠して暮らしていましたが親愛なる祖母が死に自身も末期がんに冒されている事が分かります。

突然、死ぬ前に名を残すとか言って台湾で自分より悪い2人の犯罪者を探しに行きました。

展開としては、唐突ですが、まぁ面白いので見ていたら無事自分より悪いとされる2人を無事始末(1人は既に死んでた)。

ウラン

2人とも死んだけど終わり?!と思っていたらここからまさかの展開に!

主人公、チェンが最後の男を殺すためにたどり着いた宗教施設で肺がんの治療を受けます。

治療といっても聖なる力(笑)で胡散臭い…信者にムチでしばかれて痣まみれになるし、チェンは何でか黒いゲロを吐きまくります。

やることもなくなったチェンは死ぬまで信者として生きるのか、と思っていたらチェンに再び反社の火がつきます!

逃亡→肺がん→名を残す→宗教施設→また大暴れというザックリした流れは良い意味で予想を裏切られました!

ウラン

チェンめちゃくちゃ悪いのに、結果的に人を救ったりするところも見どころ。

後半の宗教入会からの怒涛の展開が良かった

チェンは、2人目の指名手配犯を殺すために、某宗教施設にたどり着きます。

もうここが!気持ち悪いくらいガチの信者で溢れかえる宗教だったんです!見てるだけで怖い。

信者は、穏やかだし教祖も元医師?かなんかで超穏やかなんだけどヤバい…来てはいけない場所過ぎて狂気の沙汰系教団です。

チェンは、ここで食事を貰いますが(宗教を信じさせるために食事には毒入り)毒にあたり黒いゲロを吐きまくります。

ウラン

黒いゲロ気持ち悪くて、閲覧注意です!

元々肺がんで余命幾ばくもないから、指名手配犯を殺し回っていたチェンですので肺がんが悪化したとすんなり信じちゃいます!

でも、数々の修羅場をくぐり抜けてきたチェンはアホじゃなかったので同じように黒いゲロを吐いた少年を病院に連れて行ってしまい信者に怒られたことで宗教に不信感を持ち始め…

チェン改宗の儀式みたいなの受けたくせに、少年を普通に医者に見せるとか言って連れて行ったの全然洗脳されてなくて笑いました。何で信者としておるねん!

最終的には、この作品がR18指定を受けた原因であろう、クライマックスに。信者に逃げる時間を与え残った信者たちを1人ずつ撃ち殺していきます。

教祖はもちろん殺し、洗脳されて逃げない信者も1人ずつ…あたりは血の海。教団のテーマソングを歌い続ける幹部クラスもひとり残らず殺害。

この展開は、一見の価値ありです。

ウラン

信者の白い服と赤い返り血が印象的でした。弾切れで死ぬはずだった信者に一瞬間が生まれ、その瞬間我に返り逃げ出す信者がめちゃリアル!

細かい設定が雑で時々置いていかれる

台湾作品の悪いとこは、詰めが甘いところです!

今回もちょくちょく設定が雑で、置いていかれることがありました。

まず、根本的な話なんですが今まで警官襲って指名手配されて4年も逃げていたのに急にもう死ぬなら名を残すとか言う?だったらまだ祖母が死んで守るものがなくなった筋の方が分かる。

でも、肺がん末期ってそんな普通に生活出来ないから流石にそんなわけないって気づけー!(笑)

チェンの咳が止まらなかったのは、タバコの吸いすぎですかね…設定がガバガバ

あとは、宗教施設にたどり着いた経緯もストーリーとしては良いけどそこへ向かうためのきっかけがよく分からなかったんですよね。

結果的には、教団自体が極悪教団だったからチェンが壊して良かったけど、結果オーライ過ぎる!

チェンが目を潰して、失明した警官とも教団破壊後にはマブダチみたいになっていたし…謎でした。

ウラン

でも、その後普通に死刑でした。切ない。

肺がんだと勘違いさせた展開が意味不明

チェンは、肺がんではないのに物語前半で祖母を診ていた医師から肺がんであるような事を言われます。

実はこれ、医師自身が肺がんだったのに医師は「陰徳を積むため」にチェンに肺がんと嘘をついて自首させるつもりでした。しかし、チェンは自首どころか殺人するために旅に出ます(笑)

目標を達成して捕まった後のチェンは、面会に来た医師の髪が抜け落ちているのを見て自身はがんではなかったと確信しました。

医師は「チェンに嘘をついて良かった。犯罪者が3人減って誇らしい。」と言い、チェンは「有益な嘘だった」と言います。

ウラン

そうか〜??嘘つく必要あった〜?教団に騙されたじゃん!

この嘘のくだり本当に意味不明でした!

結局、チェンめちゃくちゃ人殺して死刑になっていたし、人生狂わされまくってるんだけど!

医師も自分が嘘ついたせいで、宗教信者たちとはいえ一般人が何十人も死んだんだから徳は積んでない!

ウラン

チェンと医師2人であたたかい再会していたけどモヤモヤ

『我、邪で邪を制す』のみんなの感想・評判

台湾映画『我、邪で邪を制す』を見た世の中の人たちはどんな感想を持ったのか、感想や評判を紹介していきたいと思います。

『面白かった』『面白くなかった』という感想に分けて紹介していきますね。

面白い!という口コミ感想

想像の上を行く展開に興奮

ウラン

ノワール系作品の王道展開をぶち壊していって面白かったです。

宗教施設の場面が見どころ

ウラン

宗教施設の場面は、やっぱり見どころ。この映画最大の盛り上がりポイントです。

ひどい・つまらない!という口コミ感想

台湾映画『我、邪で邪を制す』は面白くない、つまらないという感想はほとんどありませんでした!

一部声が上がっていた感想について紹介しますね。

ラストが他になかった?

ウラン

ラストシーンもう少し配慮なかったかな〜と私も思いました!でもあれだけ殺したら死刑回避は無理よね。

感想・評価のまとめ

この記事では、台湾映画『我、邪で邪を制す』のレビュー、感想を紹介しました。

台湾ノワール作品は、ここ数年でじわじわ増えてきていますが『我、邪で邪を制す』は、思っていた展開とかなり違い、良い意味で裏切られます

ラストシーンは、ノワール作品の歴史に残るレベルの惨劇を見ることができ一見の価値あり!

チェンの最後は、なんかモヤモヤしますが仕方ないっちゃ仕方ないとも思えたり…

ツッコミどころはありますが、面白い作品でした。

ウラン

中華圏の死刑かなり、淡々としてるんだけどトラウマになりそうな怖さがあります。

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