台湾映画『悪女』を実際に観た感想を述べ、作品の評価をさせていただきます!
面白いのか・面白くないのか、視聴した人はどんな感想や評判なのかも気になるので調査しましたよ。
- 台湾映画『悪女』の評価
- 台湾映画『悪女』を観たネタバレ感想!つまらない?面白い?
- 台湾映画『悪女』のみんなの口コミや評判
台湾映画『悪女』は、日本公開はNetflixが初めてです!
内容としては、結局女って怖いよね!と思うようなお話しでした。最後結末は、しっくりこないような誰が悪いのか分からない終わり方で若干もやもや…
そして、『悪女』はなんと平成の毒婦、木嶋佳苗をモデルに作られた作品だそうです!作中に日本も出てくるし何か納得。
確かに、見ていたらあの事件がぼや〜と浮かんでくるし、悪女の容姿がそっくり。
台湾映画『悪女』のネタバレ感想と評価レビュー
当サイトの評価 | 3.5 |
台湾映画『悪女』の感想を率直に申し上げると、最後が少し物足りなく感じました。
謎を敢えて残して考えさせるようにする…1番重要な『悪女』自身は、置いといてみたいな展開は期待外れでした。
個人的な感想は以下です。
- 主人公のハングリー精神が良かった!
- シウランの人を操る戦法が凄い。
- 殺し方に疑問が残る…
- シウランって結局は、悪女だったのか不明
上から順に1つずつ感想を述べていきますね!
主人公のハングリー精神が良かった!
主人公のリメイは、美人ニュースキャスターで結婚目前という幸せいっぱいな状態でしたが、父親の交際相手シウランにただならぬ雰囲気を感じ取ります。
普通の娘なら、父親の恋愛に首を突っ込むのは嫌だし、自分も結婚やら仕事やら色々あるからそっとしとこう〜となりそうです。
しかし、リメイは違います!
リメイはバリキャリのしあがり系女子だったので、お金を稼ぐことの大変さはよく分かっています。シウランのたいして仕事もしていないのに豪華な自宅にめちゃくちゃ違和感を覚えたのでした。
そして何と、出会って間もないシウランに「なんで仕事もそんなにしてないのにこんないい暮らししてんの?」と聞くリメイ。
めちゃくちゃ失礼〜(泣)
娘を心配するオヤジか!
これは、とんでもないパパっ子か?というほど父親の交際相手にグイグイ迫るリメイにパパもドン引きしていおり爆笑。
結局、しつこすぎるリメイの追求も功を奏してかシウランがこれまで交際していた男性が不審な死を遂げていることは明らかになるのですが…
リメイの真実を知りたい気持ちが強すぎて職業病かな?と思わずにはいられませんでした!こんなたくましい娘がいるなら、父親も安心です!
美人だし、仕事もできて容赦ない(笑)リメイがカッコよかったです!
シウランの人を操る戦法が凄い。
今回の作品の中心的な人物であるシウラン。悪女と言われ、世間の人々からは好奇の目で見られます。
シウランの出で立ちは、木嶋佳苗そのもの。料理教室に通っているところまで同じです。シウランは、男たちを手玉に取りまくりですが、別に美女ではありません。
殺人容疑でシウランが捕まると、「もてない」や「ブサイク」といったニュアンスの言葉と共にニュースで紹介されて流石にかわいそう。
しかし、シウランは気にしている様子もなく…容姿を武器にもしてないようです。
さみしい男にとっては、欲しい言動をするシウランは癒やしを与えてくれる存在だったみたい。要は自分をあげてあげて、欲しい言葉をくれる女なら男は、尽くしまくってしまうようになると…
シウランがリメイに人の心を掴むやり方を当たり前のように教えている場面は、怖いけど感心しました。見た目は関係ないってね!
シウランをブス!ブス!言っている男も実際にシウランの技術にかかればイチコロなのかもしれないと思わされました。
リメイにとっては、シウランの存在そのものが異質ですよね。自分と真逆なんだから!
殺し方に疑問が残る…
『悪女』でシウランは、炭火を使って男たちを殺しまくっていたのですが(本当に殺したかは不明)、何で炭火!?特殊すぎてすぐにバレそうだと感じました。
どうもシウランは、日本料理を習う教室に通っており、そこで炭火を使った料理を中心に習っていたから家に炭火が大量にあったと…
だから男たちを殺すために炭火を用意していたわけじゃないそうです。(どんな料理教室だ!)
日本の料理を習うのは分かるけど、炭火中心に使う料理って何だと思いますか?大量にストックするくらい料理に使う炭火!
何と、寿司に巻く海苔を炙っていただけ!!
炭火は海苔を炙るためだと!(笑)もっと壮大な料理じゃないの!?
私はてっきり轟々と燃える火を起こして、カツオでも炙ってんのかと思った。
しかも料理の先生は七輪を出してきて、寿司は風味が大事と言いながら団扇で海苔を炙っていました。そんな寿司聞いたことないわ…
だとしたら、この料理教室では生徒に竹炭の定期購入でも勧めているのか。炭火で殺人をしていないことを証明するために、寿司を利用するのはかなり無理矢理だなぁ。
頭の中には、海苔と七輪が飛び交いました。まさかの理由にズッコけです。
シウランって結局、悪女だったのか不明
『悪女』の結末では、リメイの変化が描かれて終わりますシウランは完全に置いてけぼり。リメイは、シウランに影響されてか炭火で(笑)男たちを殺しはじめます。
シウランと話し、シウランが通っていた料理教室で炭火を使った日本料理を習い…シウランみたいになっていくリメイ。
これは、父親と同じようにシウランに洗脳されてしまったのか、それともリメイもシウランのように生きることを自ら選んだのかは、作中では全く分かりませんでした。
シウランが炭火で男たちを殺していたことは、リメイは直接シウランから聞いていないから、何故この殺し方を継承したのかも不明。
シウランは、あのあと証拠不十分で逆転無罪となり釈放されます。そしてそのニュースを伝えたのはリメイでした。
あんなに、憎んでいたシウランの希望溢れるニュースを笑顔で読み上げるリメイには疑問が残ります。
シウランに近づきすぎたことで、影響されて男は転がして要らなくなれば殺せばいいと思うようになったのだとしたらシウランは本物の『悪女』ですが…
いまいちしっくりしない終わり方でした。
台湾映画『悪女』のみんなの感想・評判
台湾映画『悪女』を見た世の中の人たちはどんな感想を持ったのか、感想や評判を紹介していきたいと思います。
『面白かった』『面白くなかった』という感想に分けて紹介していきますね。
面白い!という口コミ感想
洗脳が怖い!
2月8日から配信スタートした『悪女』をNetflixにて鑑賞。予告段階で2009年頃に発覚した、首都圏や鳥取で起こった連続不審死事件を思い出す。本編も始めはそんな感じで進むのだが、途中から違う様相を呈して行く…。人を虜にし、洗脳できる人間ってホントにいるんでしょうね…😱#悪女
— あゆはい (@ayuhaima) February 10, 2024
— junjun★ (@junjun_oops) February 9, 2024
リメイの結末について、様々な考察がありました!洗脳や伝染によりリメイが変わってしまったことが怖い!という感想を持った方が多かったです。
シウランは、感情も高ぶらせないまま、静かに人の心を侵食するんですよね。
先が読めない!
Netflixで台湾映画「悪女」を鑑賞。
— たっツん (@kuderenyat) February 8, 2024
女性ジャーナリストの主人公は婚約者と幸せな生活を送っているさなか、父親に年の離れた恋人が。その不穏で怪しい女性の正体を暴くべく、主人公は奔走する。
どう転ぶかわからないプロットは見応えあり。男性により役割を背負わされ搾取される女性が描かれる。 pic.twitter.com/u9I9KKnLYK
Netflixで始まった『悪女』
— Patrice Marco(まるこ) (@marco_0401) February 8, 2024
やばいな、この段階で無茶苦茶おもしろい…
林美秀と邵雨薇の攻めぎ合いがすでにもう…なんなのこの人たちの演技力🧐
うぅぅ〜おもしろすぎる!#悪女#林美秀#邵雨薇#Netflix pic.twitter.com/34QaJxyKgG
リメイとシウランの攻防戦に先が分からず惹き込まれたという方もいました。主演2人の演技力に称賛の声が集まっていましたね!
実際に物語はあらぬ方向に転がっていったので予想は裏切られました。
ひどい・つまらない!という口コミ感想
台湾映画『悪女』は面白くない、つまらないという感想はほとんどありませんでした!
一部声が上がっていた感想について紹介しますね。
ちょっと物足りない
台湾映画の『悪女』視聴。
— 兼業トレーダーみおぽ (@miopo75) February 10, 2024
首都圏連続不審死事件をベースだが、ベースにしてあるだけでテーマは男性の操り方かねえ。
ただテーマは面白いんしそそるんだが、全体的にパンチにかける感じ(´•ω•ˋ)
エンタメとしては微妙だが、思う所は沢山ある映画じゃった(´Д`)
シウランが結局何をしたのかは、分からないまま物語が終わってしまったので思っていた作品と違うと感じた方もいたでしょう。
どんでん返しといえば、そうなんですが『悪女』シウランについては、しっかり描いて欲しかったな〜
感想・評価のまとめ
この記事では、台湾映画『悪女』のレビュー、感想について紹介しました。
木嶋佳苗がモチーフということもあり、注目している人は多い『悪女』
結末がシウランについての謎を残しすぎたせいで、物足りないと思った人、大どんでん返しに怖いと感じた人、色々でした。
私はリメイもシウランもどちらについても、しっかり描いて終わってくれたらもっと良かったのになぁと感じています。
炭火の説明は、もう少しひねりが必要だと思います!
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