この記事では、『キラー・ブック・クラブ』のあらすじとラスト結末をネタバレありで紹介します。
- 『キラー・ブック・クラブ』の最後までのネタバレあらすじ
- 『キラー・ブック・クラブ』のラスト結末
Netflixオリジナルホラー映画。大学生の男女8人が何者かに次々殺されていきます。
生き残る人はいるのでしょうか?何者とは誰なのでしょうか?
映画ランキングTOP10入りした話題の作品です!
この記事を読めば『キラー・ブック・クラブ』の内容が最後まで分かります。
シーンごとにネタバレありであらすじを解説しますね!
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『キラー・ブック・クラブ』の作品情報とキャスト
全あらすじを紹介する前に、『キラー・ブック・クラブ』の概要やキャストを紹介しておきますね。
作品概要
放送日 | 2023年8月25日 |
ジャンル | ホラー |
原作 | El club de los lectores criminales |
監督 | カルロス・アロンソ |
脚本・構成 | カルロス・ガルシア・ミランダ |
製作 | Netflix |
キャスト一覧
キャラクター | キャスト |
---|---|
アンヘラ | ベッキ・ベリージャ |
セバス | アルバロ・メル |
ライ | カルロス・アルカイデ |
コルド | ハムサ・サイディ |
サラ | アネ・ロット |
ナンド | イパン・ペリセル |
ビルヒニア | プリシラ・デルガド |
エヴァ | マリア・セレスエラ |
クルサード教授 | ダニエル・グラオ |
作品紹介
大学に通う8人の男女が、リアルタイムで執筆されるホラー小説の元になり次々殺されていきます。
ホラー小説好きの男女8人は、毎週1冊の小説を読んでは集まって作品の感想を言い合う仲。
ある日、教授に襲われそうになり大きなショックを受けたアンヘラは友達を集め教授へ復讐を計画。
ピエロの面を被り脅かす計画が何者かに顔面を殴打された教授はアンヘラにぶつかり落下、銅像の槍に貫かれました。
事件を秘密にすると約束したメンバーでしたが、次の日から何者かに1人ずつ殺されていく。
それと並行でネットにホラー小説が投稿され、教授が殺されるところから1人ずつ殺されるときの詳細が描かれていました。
まるで自分達の秘密を知る者がホラー小説を書いてそれを実現させるかのように。
それではシーンごとのネタバレあらすじと、最後のラスト結末について紹介していきますね!
『キラー・ブック・クラブ』のあらすじ・ネタバレ
『キラー・ブック・クラブ』のあらすじをシーンごとに紹介していきます。
ネタバレありです!
謎の少女が母親を燃やす事件
本でいっぱいに囲まれた部屋に母と娘が登場する場面から始まります。
少女は手に持っていたガソリンを、床に散らばっている本と母親にかけました。
そして、撒いたガソリンに火を点け本と母親を燃やしました。
燃える体に悶える母親とそれを睨みつけるように見ている少女。
とても残酷で謎に包まれたシーンから始まります。
この少女は誰なのでしょうか。
なぜ、母親と本に火を点けたのでしょうか
ピエロ恐怖症
ホラー小説が好きな男女8人のメンバーは、毎週1冊の本を読み感想を言い合う仲でした。
冷静なセバスが仕切り、いつも通り今週の課題本『殺人ピエロ』について話し合いが始まります。
「怖かった」「殺人ピエロは不気味だった」など、アンヘラは感想を言いました。
「怖い」以外にこの本のテーマはあるのか、ナンドはセバスに問うと「ピエロ恐怖症」と答えました。
『ピエロ恐怖症』とはピエロに対する理由なき恐怖のこと
近頃、ピエロの面を被りサイコパスな動画が流行していました。
『ピエロ恐怖症』の言葉が脳裏に残っていたアンヘラは自宅へ帰り、動画をチェックします。
そこには目を瞑ったらふと思い出してしまうような恐ろしい動画が映っていました。
教授の死から始まるホラー小説
グループの1人であるアンヘラは小説家を目指しています。
約6年前にホラー小説をネット上に書き込みしたところ、世間から高く評価されて大ヒット。
しかし、次回作を書くことができず悩んでいたアンヘラは大学の教授へ相談するか迷っていました。
教授へ相談のメールを作成しては削除してを繰り返すアンヘラは結局メールを削除して次の日を迎えました。
次の日、授業が終わり教授から「相談にのるよ」と話しかけられました。
アンヘラは作成したメールが削除されておらず、誤送信したと焦ってましたが教授に相談を乗ってもらうことを決意。
教授の部屋へ向かうと、変な雰囲気になり突然教授に襲われそうになります。
間一髪で逃げたアンヘラに「君から誘ったんだろ」と意味不明な言葉を教授が言いました。
教授に襲われそうになりショックを受けたアンヘラは、仲の良い友達へ報告します。
そして、ピエロの面を被り教授を脅かしてやろうと計画します。
教授を驚かすことに成功したメンバーでしたが、何者かに顔面を殴打された教授はアンヘラにぶつかり、廊下から落下し銅像の槍に貫かれました。
動揺するメンバーはこの件は無かったことにしよう、誰にも話さないことを約束します。
何者かに命を狙われる
次の日、大学へ行くと教授が亡くなったことで校内中の噂になっていました。
自分たちが関わったことがバレないのか不安な1日を送るメンバーでしたが、教授は事故で亡くなったとニュースで発表されました。
普段通り授業を受けていると、アンヘラが小説を投稿したことがあるサイトで新しい記事が投稿されました。
第1章 教授の死
教授の死について事件の内容が書かれたホラー小説『イカれピエロ』がネット記事に投稿。
そこには主役、いかれ男、熱い男、いい女、インフルエンサー、小娘、図書会員、恋人未満君と事件にかかわったメンバーのことが書かれていました。
この小説の1章ごとに一人ずつ死んでもらう、つづくと書かれてしました。
誰が投稿したのか分からず疑心暗鬼に陥るメンバーと、誰かのいたずらだろと軽くとらえるメンバーに分かれます。
ピエロ恐怖症に襲われるアンヘラはピエロの面を被った殺人鬼の幻を見るようになります。
第2章 小娘の死
ホラー小説が更新、新たに第2章が投稿されました。
小娘はあまりの恐怖に耐えきれず、逃げることにした
母親の元に帰り、ピエロから隠れるつもりだったが死と遭遇した
暗い場所は内臓をえぐり取るのにぴったりの場所だ
報いを受けろ。お前たちはみな人を殺めたのだ
アンヘラとナンドはビルヒニアと連絡が取れないことがわかり、彼女を探しに行きます。
小説の内容にトンネルという文字が書かれていたので、トンネルへ向かい彼女を探します。
しかし、血の跡も死体も何も見つかりませんでしたが、トンネルに『CONTINUARA』赤文字で書かれていました。
メンバーの1員であるエヴァが、犯人が分かるかもと言い全員を図書館に集めました
小説を書いている人物はホラー小説に詳しいから、この大学の学生である可能性が高い。
この図書館にはホラー小説が豊富に揃っているから、ここに通っている人物で間違いない。
メンバーは図書館の貸し出し履歴やおかしな投稿が無いか、SNSやネット上で検索して探すことにしました。
ホラー小説を頻繁に借りに来ているのは、ホラー小説好きが集まったメンバーの8人全員であることが判明。
コーヒーを買いに出ようとしたアンヘラの前に、ピエロの面を被った殺人鬼が現れました。
必死に逃げるアンヘラを殺人ピエロは追いかけます。
切羽詰まった状況に、ナンドがピエロの面を手に持ち突如現れました。
ピエロの面を被って驚かしたと疑われ、ナンドは不貞腐れバイトへ向かいます。
第3章 イカれ男の死
ライはナンドが働いているBarへ向かいピエロの件でナンドをからかいに行きました。
喧嘩するライとナンドは女性に止められます。
頭を冷やすために外に出ていくライの前に、ピエロの面を被った殺人鬼が現れました。
殺して1番楽しいのは自分を不死身だと思っている人物
いかれ男はまさにその男だった
過去形を使っているのは、すでに死んでいるからだ
私は微笑みながら、腹に突き刺した斧を引き抜いたのだ
ホラー小説が更新され、その後ライが姿を消しました。
プールへ投げ捨てたと記載があったので、アンヘラ達はプールへ向かいました。
ビルヒニアの時と同様にライの姿はなく血痕も残っていませんでした。
すると、プールの底に何か赤い文字が書かれているのをセバスが発見します。
トンネルの時と同じ文字『CONTINUARA』が書かれていました。
火を点けた謎の少女の正体
コルドが自身のSNSを利用して、『イカれピエロ』の小説を世間に広め始めていました。
小説には次に殺される人物をみんなで選ぶことができると書かれているため、自分に投票が集まらないようラジオで呼びかけています。
瞬く間に『イカれピエロ』の存在が大学中に広がり、投票が始まりました。
視聴者はリアルで起こっているとは知らず、誰が誰役なのかもわかりません。
役を知っているのはホラー小説が好きで、自身がもとになっているとわかっている8人のメンバーのみです
アンヘラにどんどん数が集まり始めると、彼氏のナンドはコルドへ問い詰めます。
彼女のアンヘラに危険が迫っていると思ったナンドはアンヘラの場所を探します。
しかし、先日の図書館の出来事で喧嘩をしているため場所を突き止めることができずにいました。
アンヘラは次に狙われるのは自分だと思い、セバスに身を隠す場所を教えてもらい2人で隠れることにしました。
本がたくさんある喫茶店のような部屋で2人はピエロから身を隠すことを選択しました
セバスはピエロにつながる情報をネットから入手したとアンヘラに話します。
ピエロのSNSアカウントすべてチェックしたところ、たった1つだけフォローしているアカウント『アリシア』を見つけました。
アリシアとは6年前にアンヘラが執筆した小説の主人公の名前でした。
実はアンヘラが執筆した本は実在する人物を元に執筆したと話し出します。
アンヘラとアリシアはネットで知り合い、ネットの中の親友と思うほど息が合いました。
アリシアは母親に虐待を受けていることをアンヘラへ相談します。
文学におぼれた母親に何時間も読書を強要されていること、まるで「アリシアの生活はまるでホラー小説だった」とアンヘラは話します。
アンヘラは、アリシアに許可を取らずにアリシアの人生を元にしたホラー小説をネットに投稿しました。
予想以上にヒットしてしまい、本の出版まで決まったため後戻りできなくなっていました。
それに怒ったアリシアは「私があなたを深く傷つく話をいつか書いてやる」と言います。
アリシアはガソリンを使って母親とたくさんの本に火を点けて、無理心中を図ります。
ここで冒頭シーンの謎の少女と母親の正体が明らかになりました
アンヘラはアリシアの死は自分が原因だと責任を感じています。
第4章 熱い男の死
ナンドの元へ1件の連絡が入ります。
ホラー小説を投稿している殺人ピエロから「主役を助けたい?」と大学の薬学部の位置情報が送られてきます。
アンヘラを助けるため、ナンドは大学の薬学部へ向かいました。
3人の遺体が並べられており、姿を消していたライの遺体もありました。
ナンドを待っていたのはアンヘラではなく殺人ピエロ。
必死に逃げるナンドでしたが、斧で頭を殴られ気絶させられてしまいます。
ネットでホラー小説が更新されましたが、初めて小説通りに進みませんでした。殺人ピエロの狙いは何なんでしょうか
ホラー小説『イカれピエロ』に人気が集まり本を出版することが決まりました。
殺人ピエロから「サイン会を開くので、ピエロの服装をして参加するように」とネットに掲示されます。
殺人ピエロの格好をした人が複数して陽気な場所がどこか不気味な雰囲気を漂わせていました。
突然、殺人ピエロのネットが更新されリアルタイムでメンバーを映しているビデオが投稿されます。
カメラの角度から殺人ピエロを探すメンバーでしたが、殺人ピエロを見つけることができずにいました。
その姿を見られていたエヴァは警察に見つかり、声を掛けられそうなったので走って逃げます。
ガラス張りで囲われている廃墟の植物園に逃げ込みましたが、そこには殺人ピエロが待っていました。
必死に逃げるサラでしたが、殺人ピエロには敵わず斧で胸を貫かれてしまいました。
カメラの角度からサラが狙われていると思ったアンヘラはエヴァを探しに行きますが、間に合わず目の前でサラを殺されてしまいました。
動揺したアンヘラはサラのことを伝えるため戻ると、目の前に血まみれのコルドが倒れました。
主役よ、1人で来い
目の前でサラとコルドの死を目の当たりにしたアンヘラは、その場で倒れ救急車で治療を受けました。
目が覚めると殺人ピエロからセバスが椅子に縛られてる様子と『主役よ、1人で来い』と書かれた動画が送られてきます。
セバスが殺されてしまうと思ったアンヘラは1人で指定の場所へ向かいました。
向かった先にはエヴァの遺体がありました。
現在、生き残っているのはアンヘラ、ナンド、セバスの3人です。この中に犯人がいるのでしょうか
縄で縛られているセバスを助けようとしていると、アンヘラを追いかけてきたナンドを見て「あいつがピエロだ」とセバスは叫びだしました。
セバスのことを完全に信じ切れず、動揺していると、縛られているはずのセバスが突如立ち上がり斧でナンドを刺しました。
『キラー・ブック・クラブ』の最後!ラスト結末のあらすじ・ネタバレ
殺人ピエロの正体はセバスでした。
6年前にネットで知り合った女性、アリシアに恋をしていたセバスはアリシアを自殺に追い込んだアンヘラのことをずっと憎んでいました。
そのため、アリシアが「私があなたを深く傷つく話をいつか書いてやる」と言ったことを実行したと話します。
見覚えのない教授に送ったメール、教授の顔を殴打したことはセバスだったことが判明。
セバスに殺されそうになるアンヘラは、持っていたボールペンをセバスのあごに突き刺し逃げ出します。
逃げる先に待っていたのはピエロの面を被ったもう1人の人物『アリシア』がいます。
殺人ピエロは2人『セバス』と『アリシア』でした。
2人はアンヘラに復讐するためにホラー小説を書き、心に深い傷を負わせようとしていました。
絶対絶命のアンヘラに生き残っていたナンドが助けに来ます。
セバスを廊下から落とし、教授と同じように銅像の槍で貫かれました。
アリシアは何度も斧で殴り、逃げるアンヘラを追いかけていきます。
地下へ逃げたアンヘラは電線を使って、アリシアを感電させて燃やしました。
まるで冒頭シーンにあったアリシアが母親を燃やす状況のようでした。
『キラー・ブック・クラブ』あらすじネタバレのまとめ
Netflix(ネットフリックス)オリジナルホラー映画『キラー・ブック・クラブ』についてネタバレ含むあらすじを紹介してきました!
若い男女8人が送る大学生活はあるホラー小説が原因でおこる残酷な事件に巻き込まれてしまうお話です。
最後まで誰が殺人ピエロなのか分からないことや、秘密の過去が原因という設定などホラーだけではなくサスペンス要素も含まれていてよかったです。
殺人ピエロを見るたびに私もピエロ恐怖症になると思ってしまうくらい、恐怖の演出力も見どころです!
『キラー・ブック・クラブ』の感想をまとめた記事も良かったらどうぞ↓
『キラー・ブック・クラブ』を見た感想&評価レビューはこちら>>
『キラー・ブック・クラブ』は、映画『スクリーム』のパクリとも言われていますが、その『スクリーム』はU-NEXTで観ることができます。
『スクリーム』の方がとっても面白いです。笑
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