ロ・ギワン(韓国映画)の評価とネタバレ感想!つまらない面白くないみんなの評判は?

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ロ・ギワン(韓国映画)の評価とネタバレ感想!つまらない面白くないみんなの評判は?

Netflix『ロ・ギワン』を実際に観た感想を述べ、作品の評価をさせていただきます!

面白いのか・面白くないのか、視聴した人はどんな感想や評判なのかも気になるので調査しましたよ。

この記事の内容
  • Netflix『ロ・ギワン』の評価
  • Netflix『ロ・ギワン』を観たネタバレ感想レビュー!
  • Netflix『ロ・ギワン』のみんなの口コミや評判!つまらない?面白い?

韓国映画『ロ・ギワン』は、3月1日配信スタートのNetflixオリジナル映画です。

北朝鮮から脱北し、中国、ベルギーへ逃げた青年ロ・ギワンが過酷な運命に立ち向かいます。

ロ・ギワンは汚いアジア人であることでヨーロッパで酷い差別に遭いますが結末は本当にハッピーエンドで良かったです(泣)

ウラン

脱北者に向けられる人々の冷たい態度に胸が痛くなりました。

もくじ

韓国映画『ロ・ギワン』のネタバレ感想と評価レビュー

当サイトの評価 4.8

Netflix『ロ・ギワン』の感想を率直に申し上げると、過酷な運命に立ち向かい居場所を勝ち取っていくロ・ギワンに感動しました。

とても楽しみにしていた作品で、アジア人や脱北者を待ち受ける仕打ちはかなりリアルで期待以上でした。

個人的な感想は以下です。

面白かった点
  • ロ・ギワンが良い青年過ぎる
  • 心を取り戻していくマリが素敵
  • ハッピーエンドで最高だった
いまいちだった点
  • ロ・ギワンへの仕打ちが見てられない

上から順に1つずつ感想を述べていきますね!

ロ・ギワンが良い青年過ぎる

主人公ロ・ギワンは、他人の喧嘩に首を突っ込んだことが原因で北朝鮮から逃げなければいけなくなります。

喧嘩で人を殴るなんて、正義感あふれる血気盛んな青年かと思えば物腰は柔らかくて静か。優しい青年です。

脱北後に母親と中国へ行きましたが、警察に追われて母親を亡くし、失意のままベルギーへ。母親の死体の残骸を掃除するギワンの姿はかなり堪えます。

ロ・ギワンのセリフは、「クッ」や「あっ」が多くて元々内気な青年が言葉の通じない国で困惑する様子が見事に描かれていました。

ウラン

母親を亡くした後、血の着いたお札を大切に持っているギワンはかわいそう過ぎて見てられない!

それでも強く強く生きていこうと頑張る彼のことを応援したくなります。

ベルギーに渡り、マリの窃盗含め、かなり酷い目に遭うギワン。大ピンチの時も窃盗など犯罪行為は絶対せずに瓶を集め、コンビニに売ってお金を稼ぎ…(泣)

そして、全く擦れず「ありがとう」とどんな人にも言い頭を下げる姿に健気過ぎて助けてあげたくなりました。

お母さんの育て方が良かったんだな〜と思う場面がたくさん。ロ・ギワンのお母さんは死の直前まで息子を案じて「堂々と生きて」と願います。

難民申請をする時には、母親の死体売買の話を出したギワン。思い出すのも辛いですが、何があっても生きて欲しいと願ったお母さんの意志を尊重してのことですよね。

ウラン

いつも誠実なギワン、心がピュア過ぎて泣けます。

心を取り戻していくマリが素敵

コインランドリーで初めてマリを見た時にはあまりの下品な姿に「なんじゃコイツ!」となりました(笑)

もう、かわいくないの!ギワンのお財布を盗んでおいて悪びれる様子はゼロ。謝りに来た父親を怒鳴り追い返す始末…

ウラン

バイオレンスヤケクソおねぇさんの登場です。

絵に描いたような擦れた女マリは、過酷な運命を必死に生きているロ・ギワンとは正反対でした。このケバい人がヒロイン〜?と不安になりましたが、マリめちゃめちゃ良かったです!

マリは薬にまで手を出していました。しかしロ・ギワンと関わることで少しずつ自暴自棄から抜け出していきます

服装が変わり、化粧が変わり、言動も変わって笑顔がちょっとずつ増えていきました。その変化が素敵

マリ笑うと凄くかわいいんですよ。マリのお父さんもマリが心配過ぎてロ・ギワンを警戒していましたが、最後はマリを変えてくれた良い青年だと言っています。

どんどん美しくなるマリも見どころです。マリが今まで付き合っていた悪い友人と手を切るためにロ・ギワンに嘘をついて友人に会いに行くところもマリの大きな変化でした。

1度悪い仲間とつるんだらなかなかしつこい(笑)マリがかなり後悔しており、その表情も本当に過去を悔いる顔で印象的でした。

ウラン

マリ、難しい役だったと思います。人は変われることを上手に表現していました!

ハッピーエンドで最高だった

『ロ・ギワン』は、冒頭から辛く暗い場面の連続でロ・ギワンが不憫過ぎて見てられないシーンもたくさん出てきます。

酷い差別海外での容赦無い暴力に屈しそうになるロ・ギワン。言葉も分からない極寒の地で誰も助けてくれず腐ったパンを食べる彼…

作品はロ・ギワンとマリの物語ではありますが、ロ・ギワンを助けたのは実際にはマリの父親なんですよね。

仕事もマリの父親が居ないと紹介すらしてもらえず、冤罪で捕まった時にもマリの父親が来たから牢屋から釈放されました。

この作品でマリの父親は、神様みたいな存在でした。2人のハッピーエンドには不可欠な存在!

ウラン

マリも仕事紹介する時にあっさり父親の名前使っていたから賢い(笑)

マリの父親とロ・ギワンは、どこか似ていたのだと思います。お互いに気にし合っていたし、マリは父親を嫌い避けながらも、父に似た人を好きになったんですよね…

マリの父親は、ギワンのお母さんからの助け船のような気もします。2人は1度は離れますが、1年後に身分証を手に入れたギワンがマリを追いかけ再会をしました。

2つの親子の物語でもあり、恋の物語でもありました。

ウラン

最後、横断歩道でお母さんの手を離す場面は涙が溢れました。大きくなっても、子どもはずっと大好きな我が子ですよね。

ロ・ギワンへの仕打ちが見てられない

ギワンへの差別やいじめ、ヨーロッパでの扱いがあんまり過ぎて胸が痛くなる『ロ・ギワン』

ホステルを追い出されてから、公衆トイレで暮らしだしたギワン。ゴミを漁り、腐ったパンにあたり、やっと手に入れた食べ物も不良にめちゃめちゃにされます。

アジア人だからこんな目に遭うのか、ホームレスだからこんな目に遭うのか…白人至上主義な文化が有るのかな?

それにしても、殴る蹴るは当たり前、SNSに嘘の動画をアップされたり、同僚にビザのために裏切られたり踏んだり蹴ったりなギワン。

ウラン

私なら、辛すぎて無理。

惨めで不憫だし、汚い姿で公衆トイレに暮らすギワンを見て本当に苦しくなります。食肉工場でもいじめに遭うし…

こっちまで、みんな敵に見えてきます(笑)

でも、ここまでじゃないにせよ似たような事は起きているんだろうな~という印象。人種や産まれ落ちた場所は自分では決められないのに残酷ですよね。

ギワンが袖にカミソリを持って生きていた頃、ギワンをボコボコにした不良少年たちは文句を言いながら毎日ブラブラしていたんだな〜と考えたらやるせないです。

ウラン

かなり理不尽な場面が多くて落ち込みました。

韓国映画『ロ・ギワン』のみんなの感想・評判

Netflix『ロ・ギワン』を見た世の中の人たちはどんな感想を持ったのか、感想や評判を紹介していきたいと思います。

『面白かった』『面白くなかった』という感想に分けて紹介していきますね。

面白い!という口コミ感想

素敵な作品だった

何度も見たくなる素敵な作品だったという感想がたくさんありました。

脱北という重たいテーマでしたが、心温まるラストで安心した人も多かったです。

ウラン

絶望の中にも少しの光が差すことがあると気付かされました。

ソン・ジュンギの演技が良かった

ロ・ギワン役のソン・ジュンギさんの演技が良かったという意見がありました。

ソン・ジュンギさん1990年生の役をしていましたが、実際には38歳でびっくりします。若いし、本当にピュアなあどけない青年に見えました。

ウラン

素朴な青年にもなれるソン・ジュンギの演技力は凄いです!

ひどい・つまらない!という口コミ感想

Netflix『ロ・ギワン』は面白くない、つまらないという感想はほとんどありませんでした!

一部声が上がっていた感想について紹介しますね。

過酷過ぎて辛かった

内容が重すぎ、ロ・ギワンに降りかかる不幸が過酷過ぎて見ていられないという感想がありました。

生きることが嫌になるような毎日、惨めな暮らしに何度も目を伏せました。

ウラン

ゴミをあさって暮らす姿があまりにもかわいそうでした。

感想・評価のまとめ

この記事ではNetflixの韓国映画『ロ・ギワン』のレビュー、感想を紹介しました。

脱北者という重たい内容の作品でしたが、いつも前を向いて困難に立ち向かうロ・ギワンに感動しました。

どんなに酷い目に遭っても、自暴自棄にならずに感謝を忘れないギワンの幸せを願いたくなる作品です。

自分の名前で堂々と生きていけることがどんなに尊いことかよく分かり、大切にしなきゃと思わされます。

ギワンの生き様に勇気をもらえる素晴らしい作品でした!

ウラン

何度も見たくなる名作です。

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