映画『四月になれば彼女は』を実際に観た感想を述べ、作品の評価をさせていただきます!
面白いのか・面白くないのか、視聴した人はどんな感想や評判なのかも気になるので調査しましたよ。
- 『四月になれば彼女は』の評価
- 『四月になれば彼女は』を観たネタバレ感想レビュー!
- 『四月になれば彼女は』のみんなの口コミや評判!つまらない?微妙?
予告編の話で恐縮ですが、この作品の予告編には特に惹きつけられました。
神秘的で、青い空と真っ白なウユニ塩湖、綺麗なコントラスト。
自分は、素敵な異国の地に行くことはないだろうと思うからこそ、私もそれらの地を歩いてみたいと思ったのです。
どんなストーリーが始まるのか、期待度が上がりました!
映画『四月になれば彼女は』のネタバレ感想と評価レビュー
当サイトの評価 | 3.5 |
『四月になれば彼女は』の映画の感想を率直に言いますと、思っていた以上に深く考える作品です。
ストーリー自体は、少し意味がわからない点はあるものの概ね満足、といったところでしょうか。
個人的な感想は以下です。
- 素敵な映像と音楽
- 愛とは何かを考える
- 急な展開で謎も多い
- 素敵な役者さん揃いなのに勿体無い
描写不足な点があり、繋がりがわかるところと、わからないところがありました。
上から順に1つずつ感想を述べていきますね!
素敵な映像と音楽
ウユニ塩湖、ブラックサンドビーチ、プラハ…私には、あまり聞いたことのない地名でも、その神秘的な美しさに惹かれました。
ご覧になって、同じように思っていた人も多いんじゃないかな?
そして、海外に行った事もないくせに、スクリーンのように歩いてみたくなる風景は何度予告で見ても飽きなかったのです。
これだけの海外ロケをとなれば、多くの人と予算がかかったのだろうと思うのは、余計な意見?
それでも、この映像美とマッチした静かでいて心地よい音楽の美しさはよかった点です。
これらの地を、一眼レフで撮りながら旅をするまだ少女にさえ見える春が、どのような役柄なのかはぼんやりとしかわかりませんでしたが、この作品においてキーになる人物だったのですね。
それにより、どんなラブストーリーだろう?と、期待していました。
愛とは何かを考える
この作品のテーマと言ってもいい程の、愛を終わらせない方法は何か?は、視聴者にも問いていると感じました。
でも、これって難しくないですか?
弥生は、欲しがらない事と言いましたが、果たしてそうでしょうか?
欲しがらない=望まないことだと私は思うし、人によって答えは様々で正解はないと思います。
弥生は、欲しがらない事、望まない事で期待してしまうのを恐れていたのかもしれません。
藤代に届いていた、元カノの春からの10年振りの手紙がきっかけで、恐らく弥生は姿を消したのでしょう。
動物園の獣医の弥生は、春がいるポスピスに緩和ケアの看護師としていたのには驚きました。
病気の春に寄り添おうとしていましたが、何故そこまで?というのは、彼女しかわからないでしょう。
元カノ見たさだけでは出来ることではないし、何らかの覚悟みたいなものがあったんじゃないかな?
そして弥生が、春の元に行ったのは自分のためでもあるのでは?とも思うのです。
藤代との今後を考えるためにも。
これは、不器用な3人が描く恋愛ストーリーであり、観た人も過去の恋を思い出し今後の恋に思いを馳せる、そんな作品だと思います。
弥生が、藤代の前で声をあげて泣く姿は、今まで押さえてきたものが溢れたんじゃないかな。
急な展開で謎も多い
まずは、弥生の失踪から藤代が知人に聞いて回るも藤代自身が実は、弥生の事を知らないことに気づき、ただ突然いなくなった事に戸惑うのはどうなのか?
一般的には付き合って、一緒に暮らしていた間にたくさん話をしてお互いを知り、距離を縮めていくと思うのですが…。
藤代が、春の死を知らされホスピスに行き弥生がいた事に驚きますが、どういう流れかは観た人にさえわからないと思うのです。
藤代は、春の形見の一眼レフを受け取り複雑そうな顔つきで現像して、弥生の満面の笑みの写真に再度驚くのですが…。
それは、春が藤代と弥生のことを知っていたという事を表している気がしました。
弥生と春は、何かを感じホスピスで過ごしてきたのでは?とも推測されますが、現実離れのような展開に感じました。
自分だったらと思うと、弥生の行動はできないと思うし、いつの間にか藤代は蚊帳の外みたいな感も拭いきれません。
弥生と春、2人の女性の間の不思議な繋がりみたいなものが、浮き出ていたように感じました。
素敵な役者さん揃いなのに勿体無い
メインの以下の配役はよかったと思います。
- 藤代役の佐藤健さん
- 弥生役の長澤まさみ
- 春役の森七菜
でも、佐藤健さんが精神科医というのはイマイチ合ってなかったと思うし、森七菜さんは他の2人と同世代というのは少々無理があるのでは?
春が、どんどん体調が悪くなる中で海外にというのも、無茶し過ぎだけど、それは重要なシーンだからでしょうか。
藤代と行くはずだった地に、春が無理を承知で行く事も覚悟があって切ないけれど…。
俳優さんたちの演技はそれぞれ良かったと思いますが、ストーリーや脚本が勿体無いと感じました。
キャストなど注目度はありましたが、何かしら引っかかるものがあり、ストーリーに矛盾も感じました。
映画『四月になれば彼女は』のみんなの感想・評判
『四月になれば彼女は』を見た世の中の人たちはどんな感想を持ったのか、感想や評判を紹介していきたいと思います。
『面白かった』『面白くなかった』という感想に分けて紹介していきますね。
面白い!という口コミ感想
考えさせられ、心に刺さる
「四月になれば彼女は」
— あみ (@GhgSbvezot16125) April 3, 2024
愛が終わらせない方法は手に入れない事、長い間一緒にいても出会った時や付き合った当初の愛情や気遣いを忘れちゃいけないよねって…めちゃめちゃささる映画だった。
四月になれば彼女は
— るる (@rururiri_0818) April 2, 2024
泣かなかったし少し話は難しくて何回も見てみんなの考察とかも含めて見てどんどん面白くなっていく映画そう
でも1回目でも「愛を終わらせない方法は手に入れないこと」とか「人間ってのは憎んでいる人よりそばにいて愛してくれる人を容赦なく傷つける」とかセリフが刺さりまくった
昨日、夫が映画観てきていいよって言ってくれて、久しぶりに1人映画「四月になれば彼女は」を観てきたハッとさせられて、改めてもっと大事にしなきゃなと思ったし、このタイミングで観れたのがよかったなあと思った。映画観てから、自分なりの「愛を終わらせない方法」をずっとぐるぐる考えてる。
— まみぃ (@tk310_boc) March 25, 2024
愛について考えたり、大事なことに気づかされたという感想
映像と音楽の美しさ
映画『四月になれば彼女は』 #鑑賞
— ゆう (@yrsk_syr) March 25, 2024
原作は既読。
原作と違いすぎて戸惑いました。
映像や音楽は素晴らしいし、役者さんの演技も素晴らしいので映画作品としては楽しめました。 pic.twitter.com/gmMXqdvwLN
''四月になれば彼女は''を観た。
— 朋子 (@Deartomtom) April 1, 2024
エンドロールの藤井風さんの満ちてゆくを夜中に聴きながら想像した映像が美しかった。
音楽から必然的に導かれて観た映画に感動…。
愛されて愛されて幸せに。
桜咲く今、念ずれば花ひらくよ。
満ちてゆく春#四月になれば彼女は #藤井風#満ちてゆく#川村元気 pic.twitter.com/S2bFPUYYTq
映画四月になれば彼女は
— hitsuji0711☆2 (@hitsuji20030711) April 1, 2024
色んな偶然あって私には
特別感があり映像、音楽が綺麗な
心理的な深い映画でした
私は生まれ月の四月は
とても好きで、劇中の彼女とは
考えかたも真逆でしたが
色々な人の感情や行動がある事を
感じる事が出来て、自分の新しい
ストックになりました
やはり、映像と音楽が素晴らしいという感想は多いですね。
ひどい・つまらない!という口コミ感想
『四月になれば彼女は』は面白くない、つまらないという感想はほとんどありませんでした!
一部声が上がっていた感想について紹介しますね。
共感できず、意味がわからなかった
『四月になれば彼女は』
— L (@lisabskh) March 28, 2024
あれ純粋に「愛すること」について考えられる人じゃないと意味がわからない映画だと思う
なにも刺さらなかったから映画の意味がなにも分からない
つまらないとは思わなかったけど意味はなにも分からなかった
四月になれば彼女は観てきたけど
— Naoming (@Koyu0920Mama) March 23, 2024
この映画は結構みる人を選びそう
残念ながら1ミリも共感できなかった..
原作読んでないからなんとも言えないけど映像化しない方が良かったんじゃないかな
「四月になれば彼女は」映画見てきました
— 翔楽 (@Q8fAGWYKKytCVuf) March 30, 2024
風景や映像の綺麗さなどはとても好みで良かった
内容は原作を読んでないから、各々の感情が読みづらいのが微妙だなぁ
あと長澤まさみが何にも言わないで、いなくなったのかよく分からん
前の彼女に会いに行って何がしたかったの?
意味分からん
こちらは、意味がわからない、共感できないなどイマイチな感想ですね。
原作を読んでいて物足りなさを感じた
先日、映画「四月になれば彼女は」を見ました。原作を読んでいたので、あ~…あの辺りは描かれないのか…とか、あ~設定が変っているのか…とか残念に思う部分も多くあったんですが、あれを盛り込むと話が長くなるなぁ…仕方がないのか…って気持ちもあり…
— mika (@mikamikanmika) March 25, 2024
先日、映画「四月になれば彼女は」を見ました。原作を読んでいたので、あ~…あの辺りは描かれないのか…とか、あ~設定が変っているのか…とか残念に思う部分も多くあったんですが、あれを盛り込むと話が長くなるなぁ…仕方がないのか…って気持ちもあり…
— mika (@mikamikanmika) March 25, 2024
映画「四月になれば彼女は(舞台挨拶中継付き)」
— fuku (@bokutin1970) March 22, 2024
まーあれだな。河合優実さんの無駄遣いは止めた方が良いと思うんだ。
原作と全然違う役で出す必要ある?
無理やり出すために、原作と違う設定のキャラを用意して、大して必要無い役にキャスティングとかって、何か白けるな。
私は、この作品の原作は未読ですが、原作から映画となると、ここは描いて欲しかったなどと思うのはわかります。
感想・評価のまとめ
映画『四月になれば彼女は』は、ラブストーリーですが、ここまで賛否両論になるとは思っていませんでした。
弥生が突然いなくなったのも、春の元に行ったのも理由は弥生にしかわからないし、藤代にはもっとわからないんじゃない?
春も弥生も、藤代を愛していたのだろうけれど、藤代の気持ちが見えてこない気がしました。
愛を終わらせない方法…弥生には欲しがらない事が答えなんだろうけど、果たしてそうなんだろうか?
それが正解とも不正解とも言えないけれど、答えは1つではないと思います。
ただ、弥生が藤代の前で泣いて曝け出す事ができたのは、よかったんじゃないか?と思うわけです。
結果的に、ハッピーエンドと言えるのでしょうが、藤代と弥生は今まで以上に互いのことを知り寄りそう方向に、なるのかなと思いました。